Claude Code はじめの一歩(Windows編)
黒い画面がこわくて一度閉じた方へ。Claude Codeに「おはよう」と打って返事が返ってくるところまで、そして毎日使う形にするところまでを、全5ステップにまとめました。
このガイドのゴール
Claude Codeに「おはよう」と打って、返事が返ってくる。それ以上は今日はやりません。
たった4文字ですが、これが返ってきたということは、入れるところも、ログインも、つながりも、全部通った証明です。地味ですが、けっこうすごいことをやっています。
先に、これだけ
STEP1だけ開いて、チェックを1つ付ける。それで今日は勝ちです。続きは明日の自分がやってくれます。
僕も最初、黒い画面を開いた瞬間に閉じました。何を打てばいいのか分からないし、変なコマンドでパソコンが壊れる気がして、しばらく見なかったことにしていました。
Claude Codeと聞くと「エンジニアの道具でしょう」と身構えると思うんですが、ふだん使うのは、チャットに打ち込むだけです。やることはClaudeのアプリとほとんど同じです。
今日さわる黒い画面(PowerShell)は、それを動かすための最初の一回だけの入り口です。設定が終われば、もう基本的にさわりません。
前半 STEP1-4
「おはよう」まで
黒い画面。ここが山場
後半 STEP5
ふだん使いの形へ
Gitとアプリを入れる
前半で「おはよう」まで行きます。そのあと後半で、毎日使う形に切り替えます。黒い画面のままでも使えますが、ほとんどの方はデスクトップアプリのほうが使いやすいので、そこまで一気にやってしまいます。
3つだけ。そろえておくと、途中で止まりません。
月20ドル、日本円で3,000円ほどです。無料プランではClaude Codeは使えません。ここが一番の落とし穴で、「入れたのに使えない」という相談の原因はほぼこれです。まだの方は claude.ai で登録してから始めてください。
Windows 10(バージョン1809以降)または11で、64ビット版であること。Windows+R で出る窓に winver と打つとバージョンが分かります。いまのパソコンはほぼ64ビットなので、たいていの方は確認しなくても大丈夫です。
ダウンロードで待つ時間があります。細切れだと心が折れるので、まとまった時間にどうぞ。
この先で「なんだこの画面…」となったら、考え込まずにスクショしてClaudeに聞いてください。このガイドで一番大事なのはここです。
この3つを同時に押すと画面が暗くなってカーソルが十字に変わります。分からない部分をドラッグで囲むと、画像がコピーされた状態になります。そのままClaude(アプリでもブラウザでも、スマホでも)を開いて貼り付けて、こう聞いてください。
あれは「ここで止まりました」という状況報告です。パソコンが「ここまでやったけど、ここで詰まった」と説明してくれているだけで、怒られているわけではありません。
スクショでなくても、赤い英語をそのままコピーして貼るのでも大丈夫です。僕も細かいところは正直よく分かっていないので、毎回そのまま貼って聞いています。これさえ覚えておけば、この先どこで詰まっても自分で抜けられます。
上から順番に。終わったらチェックを押すと、ブラウザを閉じても進み具合が残ります。
Windows + X を押して、出てきたメニューから Windows PowerShell(または ターミナル)を選びます。黒い(または青い)ウィンドウが開きます。
PowerShellは、パソコンと会話するための場所です。開いただけなら100%安全です。こちらが何か打ってEnterを押すまで、何も起きません。
(x86) と書かれたほうを選ばないでください。32ビット版で動いてしまい、あとでエラーになります。(x86) が付いていないほうを選びます。
開いたのがPowerShellか確かめる
Windowsには似た黒い画面が2つあり、打つコマンドが違います。行の先頭を見てください。
| どちらか | 行の先頭の表示 |
|---|---|
| PowerShell(こちらを使います) | PS C:\Users\あなたの名前>(PSが付く) |
| CMD | C:\Users\あなたの名前>(PSが付かない) |
下の1行をコピーして、PowerShellに貼り付けて(Ctrl+V)Enter。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex文字がダーッと流れますが、正常です。コーヒーでも淹れて待っていてください。Claude Code successfully installed! と出れば成功です。
'irm' is not recognized と出たら、PowerShellではなくCMDにいます。STEP1に戻って、PS が付いている画面を開き直してください。
まずPowerShellを一度閉じて、開き直してください。入れた道具の置き場所を、パソコンが覚え直すためです。ここを飛ばすと、次で「そんなコマンド知らない」と言われます。
開き直したら、こう打ってEnter。
claudeこのあと出てくる画面(順番に予告しておきます)
バージョンによって出ないものもあります。「出たら、こうする」くらいの気持ちで読んでください。
チャット欄が出てきたはずです。そこに「おはよう」と打ってEnter。
こんなふうに返事が返ってきたら、初期設定は完了です。おつかれさまでした。
黒い画面での初期設定は、STEP4で終わりました。ここからは毎日使う形を作ります。
このまま claude と打って黒い画面で使い続けることもできますが、ほとんどの方はデスクトップアプリのほうが使いやすいと思います。僕も普段の仕事はアプリで動かしています。中身は今日入れたものと同じで、見た目が親切になっただけです。
まず、Gitを入れます
Windowsの方は、アプリを使う前にこれが必要です。git-scm.com/downloads/win を開くと、こういう画面が出ます。枠で囲ったところを押すとダウンロードが始まります。
ダウンロードしたファイルを実行したら、画面は全部そのまま「Next」で進めて大丈夫です。10枚以上出てきて不安になりますが、1つも変更しなくて構いません。「Adjusting your PATH environment」の画面だけ、真ん中の推奨(Recommended)が選ばれたままにしてください。
次に、アプリを入れます
フォルダは、最初は練習用に空のものを1つ作って選んでください。ここで選んだフォルダが、Claudeの読み書きできる範囲になります。選んでいないフォルダには手が届かないので、いきなり大事な資料の入ったフォルダを選ばないほうが安心です。
だいたいこの表のどれかに当てはまります。
| 症状 | 正体 | 対処 |
|---|---|---|
'claude' is not recognized | 入れた直後は、パソコンがまだ置き場所を覚えていない | PowerShellを一度閉じて開き直す。だいたいこれで直ります |
| 開き直しても認識されない | 場所が通っていない | 下の「それでも見つからないとき」の2行を実行 |
'irm' is not recognized | PowerShellではなくCMDにいる | PS が付いている画面を開き直す |
does not support 32-bit Windows | Windows PowerShell (x86) を開いている | (x86) が付いていないほうを開き直す |
Could not create SSL/TLS secure channel | 古いWindows 10 | 下の「古いWindows 10で入らないとき」を実行 |
| 使おうとすると申し込み画面が出る | 無料プランのまま | 有料プラン(Pro以上)に入る |
| ログイン方法を間違えた | 別の課金方式を選んでしまった | /login と打って選び直す |
| アプリでフォルダを選んでも何も始まらない | Git for Windows が入っていない | STEP5に戻ってGitを入れる |
| 赤い英語が大量に出た | 故障ではなく状況報告 | スクショかコピペでClaudeに「これ何?安全?」と聞く |
| もう全部ダメ、何も分からない | だいたい環境の機嫌 | 閉じて開き直す → ダメならパソコンを再起動 → それでもダメならスクショしてClaudeに聞く |
それでも見つからないとき
PowerShellに、この2行を順番に貼り付けてください。
$currentPath = [Environment]::GetEnvironmentVariable('PATH', 'User')[Environment]::SetEnvironmentVariable('PATH', "$currentPath;$env:USERPROFILE\.local\bin", 'User')そのあとPowerShellを閉じて開き直してから、もう一度 claude と打ってください。開き直さないと反映されません。
古いWindows 10で入らないとき
[Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12irm https://claude.ai/install.ps1 | iex点検してもらう
claude doctorこのWindows編は、公式の資料と、実際に出るエラーの文言をもとに書いています。僕の仕事用パソコンはMacなので、Windowsで最初から最後まで通した確認はできていません。
手順そのものは公式の内容に沿っていますが、「画面のこの位置にこう出る」といった細かいところは、実機と違う可能性があります。進めてみて違っていた箇所があれば、教えてください。そのまま書き直します。
置き場所をコピーして貼るだけです。
散らからないので、あとがラクです。
ここからが本番です。